行政書士とサイバー攻撃⑨
国家間の戦争ではデータシステムを破壊するワイパー(マルウェア)によるサイバー攻撃が行われることが多い。
システムが使用不能になるという点で、ワイパーのインパクトや直接的なダメージは大きい。こうした影響力から、「国家間の紛争」「国の威信をかけたイベントの妨害」「他国に直接的な損害を加えたい」といった明確な目的を持つサイバー攻撃においては、ワイパーが多く用いられる。
ロシアはウクライナに侵攻前にウクライナの金融機関に対してワイパーによるサイバー攻撃を行った。ウクライナを不安定化させ、パニックを煽りウクライナに混乱を引き起こすためである。
ウクライナは政府のデータを、アマゾンの協力を得てクラウドに移した。ロシアのワイパーサイバー攻撃により政府データを押さえられるのを恐れたのである。政府データがロシアに押さえられれば、政府関係者のリストが流出し、政府関係者の殺害につながる恐れがあるからだ!場合によっては、リスト情報を悪用しさらなるサイバー攻撃が行われる。
ロシアは単にミサイルや爆弾だけではなく、サイバー兵器でも攻撃していたのである。
行政書士にサイバー攻撃防御の独占業務が付け加えられれば、敵国からのサイバー攻撃に対する防御に貢献できるはずだ!
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